内容は名の通り24分(ニュル24h約3周)前後で行われて自分は5レースくらいさせてもらったんですが、5レース分かくのは大変だし、だからと言って1レース分書くのも勿体ない・・・
16:00~スタート!
ながーいフォーメーションラップを経てニュルブルクリンク24時間耐久レースがスタート!

予選から他を圧倒しているのはニュルの絶対王者・マンタイレーシングのポルシェ
イエローのポルシェが今年も制覇するのか
それを追いかけるのはビルシュタインのアウディR8
「ultra」のデリバリーが何時まで経ってもされないが、勝機はあるか・・・?

各車GPコースを抜けて名物の北コースへ
今年は「WRブルーマイカ」を纏うSTIのインプレッサ
担当者のミスでロゴ類が黒になってるせいで文字が殆ど見えないが大丈夫なのだろうか
※インプTC・RMはインテRの「ビビットブルーマイカ」がオススメ☆

「普段なかなか見ない車種が走ってる」のはニュル耐見どころの一つ
アッチではアレな意味を持つピンクカラーのコモドアはもはや珍車
GT5に収録されてるの、皆さん知ってますか?(笑)
後方にはオペル・マンタ殺しのジャグアア~が着ける

周回遅れが出始める1時間目
ハイブリッドシステムを24時間レースで試すCR-ZをマンタイとプライベーターのRX-7がかわす
…がここで接触
大きいダメージは無かったが、長丁場のレース、影響がいつ出てくるか分らない

スタートから2時間が過ぎた頃、急に雲行きが怪しくなってきた

そのまま雨は降り出してしまい、路面はドンドン濡れてきてしまう
※GT5での話:イベント設定でいくら晴れにしても雨に向かう傾向があるのがGT5仕様
晴れのフォトと雨のフォトは完全に別リプレイから撮ってたりw


状況が急変しても、北コースに出てしまえば20kmは我慢することになるのがニュルの恐ろしいところ
スリックでスタートした各マシン、スピンやコースアウトが目立ってきてしまう
白のGT-Rは日産自動車が引っ提げたワークスの23号車だがスピンアウト
紺のGTアカデミーはルーカスの兄貴が的確な判断でクラッシュを避けるも、後方に追突されてエアロが破損してしまった



雨は増し、豪雨となったニュル
ここでペースアップしたのはファルケンポルシェ!
大会スポンサーだけに良いところを見せたい
(おかげでどのメーカーのタイヤを装着したマシンにも「FALKEN」ロゴが付くことに…)
日本からはGAZOOレーシングが86を引っ提げて参加
奥のエースマシンには市販予定のリップスポイラーが装着されいる(THE doubt)
なぜかLFAは不参加(アペがリプレイ保存忘れしt(ry)
霧が出てきた北コースは恐怖そのものである

ニュルの危険箇所の1つ、アーデナウの森
ウェットコンディション+夕暮れとなったアーデナウはどのマシン・ドライバーも苦手なものである
※GT5での話:実はファルケンカラーのポルシェは自分が使ってます。このルーフはホントに危険な車でした。アーデナウでなんど死んだ事か…

完全にナイトセクションとなった20時頃
軽い車体が悪コンディションを味方にしたS2000とGTアカデミーGT-Rのバトル
後方にはGTアカデミー・シュルツ・その他チームを掛け持ちする山内一典が、GTアカデミーから巣立ったルーカスを見守る
※GT5での話:このS2000も自分。リアル24耐にアミューズエアロ装着のオレンジS2000がいたのでそれを再現。実はコレ、性能がバカ良くて(620ps強!)レーシングカー扱いだったんですが、自分は350psまで落としてHパターンシフトで7速封印!(笑) プライベーターのバックマーカー役に徹しました

完全に暗闇となってしまった22時
ナイトセクションでもマンタイのペースは落ちない
周回遅れで抜かれる方も、王者に抜かれる時は気分がいいものである
ナイトセクションでは「抜かせる側の気持ち」が左右したか、ビルシュタインR8はバックマーカーに詰まる場面が多くなる

ニュル名物のオペル・マンタ・・・っぽいロータス・カールトン(笑)
このチームほど『駆け抜けられる悦び』を経験してるチームは無いだろう
勝つことだけがニュル24時間レースではないのだ!

日産がFIA-GT1用に作ったGT-Rの流用ワンメイクカテゴリー「TCR35」クラス
地元の名手の他に、スーパーGTでも活躍しているドライバーが参加している
#46はエスロードモーラの柳田・ロニー・千代
#22はニスモのクルム・本山・松田である
インパルが不参加なのが悔やまれる

深夜となった0時頃
マンタイ追撃に向けてプッシュしていたビル足R8は痛恨のコースアウト
これでリップスポイラーを破損して翌周のピットで修復を強いられる

漆黒のニュル
1時半を過ぎた頃から北コース後半~GPコースは雨が止みだす

しかし北コースの大半はまだ雨のため、各車インターミディエイトタイヤを使用する
ニュルのピットは「ピロロロロロr…」音に包まれる

雨の北コースで一気にペースアップしたのはチームプレステのR8!
ビル足R8をかわして2番手へ

ニュルには跳ね馬もいる
奇形フェラーリのSP1はHV機構搭載との話(USO)
ハンコックフェラーリは優勝も狙えるGT3マシンだが、今のところは大人しく走っている

まだ路面はウェットだが雨は止んだ北コースの空には光が架かる4時頃


GPコースでは美しい朝日が顔を出し、感動的な時間が流れる

しかしいくら美しくてもニュルはニュル
朝から参加マシンを容赦なく喰っていく

朝日を浴びてスピードアップしたのは青いプライベートコルベット
ここまでの1番時計をマークしてプライベーターの意地を見せつけ、3番手をファルケンポルシェと争う


朝になってもマンタイに問題は起きない
2番手を走行していたプレステR8はティーアガルテン(最後の高速セクション)で大クラッシュし、ビル足R8が再び2番手へ
DTM上がりのドライバーはカルーセル麻紀コーナーへの突っ込みがかなり激しい

小排気量コンパクトマシンも奮闘する
微妙にクラスが違うものの、スピードが均衡するC30とシロッコ
80%CO2軽減するエタノール燃料には今後に期待が高まるばかりである

こちらはHVのCR-Z
20時間走ってもバッテリーに異常は見られない
「タイプR」に向けた新型バッテリーを搭載したという話だが、最後まで走りきれるか?(嘘)


こちらはTCR35クラスの戦い
2番手争いのニスモとモーラ
深夜の時点でニスモがリードしていたが、残り2時間のところで逆転!
同じ頃、前年度のTCR35クラスチャンプ、現在クラストップの1号車GT-Rにホーエンラインでブレーキトラブルが発生!
クラス下のRX-7を巻き込んで大クラッシュしてしまった
RX-7と共に当然リタイヤとなった
※GT5の話:実際はこの後35TCが7TCに道を譲って一件落着

フルークプラッツ(通称:飛行場)を勢い良くジャンプするマンタイ
しかしこの後ドライバーから無線
「何か異音がする。それと焦げ臭い!」

色んなチームを回って掛け持ちしながら参加する山内はん
売りに出しても売れないシュルツに2度目のクラス優勝を捧げるため走る
「私が出てる全マシン優勝できなきゃGT6つくらないよ」
そんな山pに驚きの光景が!

!?
なんとブッチギリトップ走行中だったマンタイポルシェがスローダウン!
前後の足回りが明後日を向いている
これはどういうことか

さらにスローダウンしたマンタイをかわそうとしたプライベーターZ4がギャラリーコーナーのブリュンへェンでクラッシュ!
レース終了30分前の出来事である

さらに白煙も上がり万事休す
ニュル王者としてプライベーターを巻き込んだのが余程堪えたのか、その後コースへ復帰することはなかった
下田アナに言わせれば「こんなドラマがあるのか!」である

シュルツからGTアカデミーにマシン交代?してた山内
残り5分のところでGTアカデミー卒業生ルーカス兄貴にステアリングを託す
残り時間からおそらく1周しか走らないだろうが、フィニッシュを譲るあたり「お父さん」になったというのはマジなようだ
~16:00ゴール!
激闘の末、ニュルの新王者に君臨したのはビルシュタインR8!
アウディ悲願の制覇である

2番手はなんとプライベーターのコルベットが入る
ニュルで粘りの走りが炸裂したようだ


他のマシンも隊列を組んでゴール!
わざわざ隊列を組むがためスロー走行する一般の方を見るのは、ニュルでは珍しくない光景である
こうして24時間の戦いは終了した
という感じにまとめましたがどうでしょ?(笑)
このレース展開は100%自分のシナリオですw
ぶっちゃけますと・・・マンタイポルシェは自分だったんですが、トップ走るどころかタコ躍りしてるだけでしたし、本当にぶっちぎってのはR35TCでした
結構うまい感じでシナリオが作れたのは、参加者が味のあるマシンのキャスティングしてくれたことに尽きます
・・・いやしかし、フォト撮るの大変でした
楽しんでもらえてたらこの上なき喜びです
さて最後に・・・主催されたEXPさん、おつかれさまでした!
的確な時間変化は最高でしたよ~
また参加された皆さんもお疲れさまです(^^)
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