【GT5】NSGT第5戦後記【T・T・GRP】

2012年11月17日 23:00

いよいよ中盤戦に差し掛かったニコ生スーパーGTシリーズ2012
11/11に開催された富士での第5戦の模様をレポートする
表紙2 (980x551)
NSGTでは2度目の開催となった富士
しかし今回は開幕戦と異なり、ダンロップコーナーのレイアウトが異なるフォーミュラーコースが舞台だ
GT500としての参戦は初だが、過去のレースでも05型スープラのストレートスピードは他を圧倒するものがあり、38kgのウエイトハンデを抱えながらも、チームは自信を覗かせる
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今回TOYOTA TEAM Genki Racing Projectには予告通り第3ドライバーにZ23350選手が加入し、Q1予選前の公開車検やピットウォークでは多数のファンがZ選手を目的にGRPのピットへ押し押せた
3rdドライバー起用に存在感が薄くなった感のあるアペックス・ミズの両選手はご覧の様子
富士スピードウェイ F_21
迎えたQ1予選
まずはミズが第1ヒートから出走
ダウンフォースを削り最高速を伸ばし、連続走行で燃料を消費する作戦だったが、ラストアタックの最終コーナーでマシンがコースを逸脱してしまいぺナルティを受けてしまう
結果は1.33.686の19番手タイム。惜しくも決勝進出を逃してしまう
一方第3ヒートから出走のアペックス・Zの両選手は堅実な走りでタイムを残し、アペックスが1.33.196、Zが1.32.965となった
後はまだ出走していないマシンの成績次第ということになったが、ここで思わぬ事態が発生
なんとGT5のアップデートが第4ヒート開催日に行われ、マシンの挙動やセットアップの効果が変化する事態に見舞われてしまった
この影響で第4ヒート以降出走のマシンはタイムダウンを余儀なくされる不利な状況となり、NSGTA運営はこの第5戦富士Fをノーポイントレースのエキシビジョンとして開催することを決断した
最終的にZが2位、アペックスが10位で予選通過を果たした
■アペックス(予選10位)
「チームとしてはまあまあ上手くいきましたね。Zさんが期待通りのパフォーマンスを見せてくれ、自分もギリギリながら予選通過を果たすことができました
ミズのアタックはあのまま行けば自分と同等か、自分より速いタイムが期待できたのですが・・・ポテンシャルは十分だということが分かったので、次戦以降の彼の走りに期待ですね
それにしても…アプデ前の有利な状況の中予選10位の自分ってどうなのよ…(笑)」
■ミズ(予選19位)
「ホントもう…泣きそうだよ(泣)ぜってぇあのまま行ければ決勝行けたと思うんだよ…
でもどんなに速くてもミスするのは俺の実力。しょうがないね」
■Z(予選2位)
「97スープラ(yamado_racing38選手・カストロールトムススープラ・予選Q1トップ)速ぇ~」


いよいよ決勝日、まずはスタート順を決めるQ2スーパーラップから


アペックスはファミマ入店音をバックにミディアムタイヤでアタック
ミディアム勢では2番手となる7番手スタートとなった
PPも期待されたZはソフトタイヤでアタック
結果は3番手スタート。戦略次第では十分勝ちを狙える位置だ
富士スピードウェイ F富士スピードウェイ F_1

そして決勝レースがスタート
3番手Z・7番手アペックス共に好スタートを決めそれぞれ順位を上げるが、規定による100km/hでのスタートから少し逸脱し120~130km/hからのスタートになったため、ジャンプスタートペナルティが懸念される
(11/17現在公式な判定は発表されていません)
富士スピードウェイ F_2
トップからポジションを守るカストロールスープラ(yamado_racing38選手)に続く2番手でオープニングラップを消費するZ
アペックスも2つ順位を上げてミディアムタイヤながら5番手に位置づける
富士スピードウェイ F_3
トップ3のソフトタイヤ勢がレース序盤を席巻
時折スープラ同士順位を入れ替えて展開し、それを03GT-R(GALM07選手)が追いながら周回を重ねていく
富士スピードウェイ F_4
一方アペックスはSLでのアタックミスで序盤後方スタートにより順位を落としていたソフトタイヤ勢のレイブリックNSX(STREAM8819選手)にパスされ6番手を走行
更には後方で同じミディアムタイヤのARTA NSX(tomatonage選手)、2番手スタートながらコースアウトによるぺナルティで最高尾まで落としてしまったソフトタイヤのTAKATA童夢NSX(MAXtakuma18選手)が迫る
富士スピードウェイ F_5
やはりソフトタイヤのTAKATA童夢NSXが特にペースが良く、ARTAをかわしアペックスに迫る
しかしここはすんなり抜かさせず、スープラの直線番長を生かしてバトルに持ち込んでいく
富士スピードウェイ F_6
アペックスはレース9周目でピットイン
他のマシンがタイヤ使用義務消化最低回数の2ピット作戦を取る中、アペックスはソフトを2回使う3ピット作戦を取った
スタートタイヤのミディアムからハードに換え、すぐにソフトタイヤに再度交換して11周目からプッシュを開始する
富士スピードウェイ F_9
Zはストレートで何度かトップを奪取するも、100Rで抜き返される展開が続く
富士スピードウェイ F_7
レース16周目にソフトタイヤを使い切ってピットイン
アペックス同様ハードタイヤは捨てて18周目からミディアムで乗り切りフィニッシュを目指す作戦だ
しかしほぼ同様の作戦を取ったカストロールスープラとはピットタイミングで前を取れず、2番手でコースへ戻っていく
富士スピードウェイ F_8
ソフトに交換し、あとは攻めるだけとなったアペックスは10番手から追い上げを見せて、このレース唯一の1分32秒台となるファステストラップを刻みながらTAKATA童夢NSX・カストロールトムススープラ01(glles_honda_v11)を交わして8番手へ
富士スピードウェイ F_13
更にお互いペナルティで順位を下げていた03GT-Rとロックタイト無限NSX(Blue_Black14選手)をストレートでゴボウ抜き
一気に6番手まで順位を上げる
富士スピードウェイ F_12
Zは2番手を走行
トップとの差は徐々に開いていき逆転は難しい状況ながら、チーム初表彰台が目の前に見えてきた
富士スピードウェイ F_20富士スピードウェイ F_14
しかしここでZに悲劇が襲う
31周目、残り2周に入る最終コーナーで突然マシンが制御不能に陥り、Zのスープラはそのままエスケープゾーン先のウォールに向かって走る
富士スピードウェイ F_15
そしてマシンは軌道を変えて、ホームストレート上で停車してしまった
Zのスープラが再び加速することはなく、残り2周でこのままリタイヤとなってしまった
富士スピードウェイ F_16
その直後アペックスはレイブリックNSXをかわして4番手へ
Zのリタイヤの無念を表彰台で晴らしたいところだったが、1ピット分のロスを巻き返すことはできず、そのままゴールとなった

リザルト
富士スピードウェイ F_17
1.カストロールトムススープラ'97 yamado_racing38
富士スピードウェイ F_18
2.レイブリックNSX'00 ao4649
3.MOTUL AUTECH GT-R'08 ragby050330
4.イエローハットYMSスープラ'05 APEX-evolution
5.レイブリックNSX'00 STREAM8819
6.カストロールトムススープラ'01 gilles_honda_v12
7.ロックタイト無限 NSX '01 BlueBlack14
8.ザナヴィニスモGT-R'03 GALM07
9.ホンダ TAKATA童夢NSX'03 MAXtakuma18
10.ザナヴィニスモZ’06 tatsurou55
11.ホンダ ARTA NSX (JGTC) '00 tomatonage
R.イエローハットYMSスープラ `05 Z23350

11/25追記
NSGTAより確定となる結果が発表された
1.レイブリックNSX'00 STREAM8819
2.レイブリックNSX'00 ao4649
3.カストロールトムススープラ'01 gilles_honda_v12
4.ロックタイト無限 NSX '01 BlueBlack14
5.カストロールトムススープラ'97 yamado_racing38
6.MOTUL AUTECH GT-R'08 ragby050330
7.イエローハットYMSスープラ'05 APEX-evolution
8.ザナヴィニスモGT-R'03 GALM07
9.ホンダ TAKATA童夢NSX'03 MAXtakuma18
10.ザナヴィニスモZ’06 tatsurou55
11.ホンダ ARTA NSX (JGTC) '00 tomatonage
R.イエローハットYMSスープラ `05 Z23350
大きく順位が変動した今回の富士ラウンド
問題になったのはスタートの速度違反だ
100~110km/hが制限となるが、STREAM8819選手、ao4649選手、gilles_honda_v12選手、BlueBlack14選手の4台以外がこれを違反し、予選最速タイムとなる1分33秒318が加算された
TOYOTA TEAM Genki Racing Projectの2台もこれに違反、アペックスは3つ後退し7番手が確定、Zはリタイヤのため不執行となった



~T・T・GRPドライバー本音コメントコーナー~
■アペックス(予選Q1:10番手・予選Q2:7番手・決勝:7番手)
うーん、お世辞にも満足なレースとは言えないかな
立ててた作戦を遂行することは出来たけど、その作戦が失敗だった感じ
Zさんと同じ作戦を取って援護射撃に徹するべきだったかと思う
3ピットで安全に攻めたつもりだけど、完全に2ピットが正解だったね
でもコースアウトでぺナルティ喰らうとか、他車とぶつかってダメージ負うとか、そういうミスは無かったし、余計なこと考えないでとにかく攻めれたのは気分良かった
レース後ホントに汗だくになっちゃって(笑)11月だよ?(笑)
スポーツしてるの同じような汗と疲れが出たのが、ちょっと感動だったw
(11/25公式発表後コメント)
あらら・・・やっぱりぺナルティ取られてしまいましたね
これに関しては確かに前に釣られてアクセル踏んでしまいましたし、言い訳のしようが無いですね
まあ、一言言わせてもらうと、スタート違反はたしかに序盤リードするのに有利になるかと思いますけど、SLタイムの加算は流石に重すぎるかなぁとは思いますね
レギュレーションに書いてあることですから、今更なんですけど・・・
リザルトがコース上のバトル関係無くなってる気がしますね
違反するのが悪い…と言われてしまえば仕方ないんですがね

■ミズ(予選Q1:19位)
うーんぺナルティにならなければイエロースープラ3行けたのに悔しすぎます!
まあこれも実力の差なんだろうな~
次戦鈴鹿雨キツいけど頑張ってきます
(11/25Rd7鈴鹿戦中止発表後)
思わずガッツポーズしちゃったよ(笑)
タイム出なくて自信なかったしね…

■Z(予選Q1:2位・予選Q2:3位・決勝:リタイヤ)
リタイヤの原因はタイヤカスがキルスイッチに当たって・・・
ってのはウソで(笑)、急に部屋から出されちゃった
再度入室してもすぐ退室させられたから、回戦相性悪いんだろうね

(11/19ミズ・Zのコメント修正)
次戦のNSGTは再び鈴鹿サーキットへ
しかし春先からずっと雨の予報が続いており、レインバトルになることは必須だ
ドライバー・マシンのポテンシャルが浮き彫りになるウェットレースに向け、TOYOTA TEAM Genki Racing Projectは準備を進めていきたいと思う
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コメント

  1. Z23350 | URL | sZacC1Xg

     あらら、ホームストレートで回線切れちゃってリプレイとかみれないからわからんかったけど迷惑かかってなかったかな(^_^;あと100キロスタートというのもはっきりと知らなかった(笑)レギュレーションちゃんと見ろって話ですが(^_^;
    第一スティントからなんとなく感じてたけどやまど君スープラにはレースペースも負けてましたわ。スリップ使いまくってタイヤ温存してたつもりだったけど、アカンかった(^_^;ミディアムだとなおさらアカンかった(笑)
     ミズにも親フラっていわれてるぞといわれたけど、親フラの言葉の意味をしらない(笑) 一応実家暮らしなんで親はいますよ~。
     次は鈴鹿雨ですが、05スープラ厳しい?かな。GTRとスープラしかやってないからわからんけど08Rの方が1秒以上速い(笑)スープラは一昨日15秒台にのるくらいまでいったけど性能的にはコーナー速い車有利っぽいね(^_^;
     またながくなってしまった感が(^_^;NSGTにかぎらずこれからもよろしくですーでわ(^.^)

  2. APEX | URL | -

    Re: タイトルなし

    Zさんどうも~
    回線系トラブルはNSGTでも今まで何度かありましたけど、ラスト2周ってのは初じゃないですかね(汗)
    制限速度100km/hなのは自分は知っていたものの、前の車に着いていくことで頭いっぱいでした…
    ペナは必須かもですorz
    やまど君はまあ今回優勝候補って感じでしたからねw
    ドライバーもマシンも条件も揃ってたんで、Zさんをもってしても分が悪かったかも…
    >親フラ
    親フラっていうのは、まあ親の「ゲームやめろ」で落ちるやつですねw
    ミズの「親フラっていわれてるぞ」に対しZさん「親フラってなに(怒)」と答えたように感じて「一人暮らしなのかな」と解釈してテキトーなことブログで書いてましたm(_ _)m
    実際は「親フラってなに?」だったんですね(笑)

    まだ雨で05スープラ動かしてないですけど、話を聞く限り楽じゃなさそうですよね
    08Rはとりあえず本命のkhさん(カルソニック)は5G決勝行くのでおそらくNSGT不参加だと思いますが、他にもいますからね(汗)
    次こそ3台決勝行きたいですが、どうなることやら…

  3. gilles_honda_v12 | URL | ulYx6Mu6

    お疲れさまでした~。富士はGENKI Racingのお二人が速過ぎて全く勝負になりませんでしたw(ミズさんもかなり良い走りでしたし)
    コーナリングスピードは負けてないはずなんですけど、差が出たのは6km/hの最高速の差と、あとウデの差ですかね(笑)

    鈴鹿雨はトラクションに定評の無いうちのスープラでも14秒台は出たのですが、試しに乗ってみた幸せの黄色いNSXは二秒以上速かったので次もきつそうですね~(観戦予定の5G決勝時刻との兼ね合いもありますし)。

  4. APEX | URL | -

    Re:タイトルなし

    ホンダさん、こんばんは~
    富士は直線が長いのとウエイトハンデ差で、05スープラの方が優位だったかなと思いますよ
    予選タイムでは敵いませんでしたが、レースになれば直線番長の方が優位でしょうからね

    Zさんのコメントではうちのスープラは15秒台とのことですが、03NSXは12秒台ってことです?w
    これは厳しいというか、無理ですね(笑)
    5Gはオフライン予選で見事に滑りましたんで、家で進出者応援って感じですw

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